5月2419:30

MOONCALF2018年5月24日(木)
開場 19:30 / 開演 20:00
■料金:当日 2,500円 (1ドリンク, スナック込)

オーストラリアのメルボルン出身のヴォーカリストGeorgie Darvidisと、東京在住のピアニスト・作曲家Marty Hicksによる音楽ユニット「MOONCALF」の初来日。
2013年にデビューアルバムをリリースした以来、MOONCALFはオーストラリアの各地でコンサートを披露し、繊細でどこか切ない楽曲が多くの注目を集まった。天鵞絨のような質感を持つGeorgieの歌声に、深い海の底まで響くような音を持つMartyのピアノが重なって一体化となり、些細な電子音と共に新たな音塊を作っていく。
人間性、無常性、そして脆弱性などの概念や、文学、映画や歴史など様々な分野から影響を受けたこの音楽では、スッと聞こえる息、偶発的なノイズ、ひびで染めた歌声などがわざと活用され、人間の不完全さを表現し礼賛しようとする。

今回、メルボルン出身の作曲家・サウンドアーティストTilman Robinsonによるゲスト演奏もあります。

出演者プロフィール:
Marty Hicks(マーティ・ヒックス)
オーストラリアのメルボルン出身のピアニスト・作曲家・サウンドアーティスト。
2011年にメルボルン大学ジャズピアノ専攻を卒業し、2018年に東京藝術大学大学院音楽文化学音楽音響創造分野修士課程を修了、同年大学院アカンサス音楽賞を受賞。
2015年から東京を拠点に置き、マーティはアンビエントやドローンなどの電子音楽を始めとして、ジャズやポップスなど様々なジャンルの中で積極的に音楽活動を行っている。 これまでに自費出版のCDアルバムは3枚、その他ピアノ奏者などとして参加し海外レーベルで発表されたアルバムも数枚。
作曲家としては短編映画や、アニメーション映画、身体表現、広告、美術作品などのための音楽制作が多い。
近頃は映像制作にも着目し、インスタレーションまたはライブパフォーマンスの形で音と映像の関連性を意識した作品を発表。
www.martyhicks.com

Georgie Darvidis(ジョージー・ダーヴィディス)
オーストラリアのメルボルン出身のヴォーカリスト・作曲家。
2011年にメルボルン大学ジャズ専攻を卒業し、2013年にニューヨークにてシェリー・ハーシュとテオ・ブレックマンを師事。メルボルン・シアター・カンパニーやビクトリア・オペラ・カンパニーで主役の経験を経て、ジャズや即興など幅広くの音楽活動を行なっている。
2017年に有名な音楽賞フリードマン・フェローシップにノミネートされ、多面的な歌の才能によって注目を引いた。
近頃、Chamber Made Opera Companyによるオリジナルオペラ作品「Permission to Speak」や、オーストラリアン・アート・オーケストラやRubiks Collectiveなど、多様なアンサンブルに携わる他、Bennetts Laneビッグバンドやペニー弦楽四重奏団などと共に作品制作に取り組んでいる。

Tilman Robinson(ティルマン・ロビンソン)
オーストラリア出身の作曲家・プロデューサー・サウンドデザイナー。
いわゆるクラシック・ミニマル音楽や、即興音楽、実験音楽、そしてアンビエント等、幅広いジャンルの中でエレクトロ・アコースティック音楽の制作を行っているティルマンは、クラシックとジャズを中心とした音楽院の教育を経て、音の精神的影響に焦点を当てながら活躍している。
アーツ・センター・メルボルン、PBSラジオ、オーストラリアン・アート・オーケストラ、パース国際芸術祭、APRA等、多様なところに音楽作品の依頼をされた他、APRA/AMCの年度最優秀賞や、オーストラリアのベル賞、音楽ビクトリア州ジャンル賞などもノミネートされた。
www.tilmanrobinson.com





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