6月2415:30

『私小説』2018年6月24日(日)
開場 15:30 / 開演 16:30 (終了時間19:00)
料金:予約 4,000円 (+1drink:500円)
※定員に達しましたので予約の受付は終了しした。ありがとうございました。

☆鈴木祥子のワーナーミュージック在籍時の3作品が、豪華仕様ボックス・セットになって!いよいよ帰ってまいります。

『私小説』の時代。それはグランジブームの余波とメンタル・ヘルス、そしてデフレ・スパイラルの時代。
心療内科やリストカットなど、耳慣れない単語が普通に聞かれるようになった不安の時代を、
ミュージシャンとして、女性としてスズキはどう生きたのか?その処方箋は

「いやあの頃は大変でした、ワーナーさんに移籍した3年間はとにかくエピック時代とは
違う作品を作ろうと必死で。。。

『私小説』はその前の2作(『CANDY APPLE RED』、『SAPSHOTS』)がアドレッセンスな、思春期の
ロックに近いものだったとすれば、もっとマチュアーな大人の、30代のロックをやろうとしてたんです。
菅原(弘明)さん、名村(武)さん、私のバンドに、非常に熟練した格好良いミュージシャンを迎えて。。。

でも周りの状況は何年か前までと全然ちがう。音楽状況、もそうだけど世の中全体が、
デビューした10年前(1988年)とはまったく変わってしまっていた。時代の閉塞感、なんて
言われてね。。。30代って別に20代の続きじゃん、としか思ってなかったんです、少なくとも自分は。

でも世の中ってものは、特に女性の見られ方ってものは20代と30代の間に厳然たる(笑)壁が
ある、特にこの国においては。。。ってことを知らなかったくらい、やっぱ若かったんだと思う。」
とはスズキの談。

その《女のキツさ》とは?《変わってしまった状況》とは?あっちこっちで火の手が上がる激動の30代
前半を、20年経った今だから話そう、あなたの経験ともきっと響きあう部分がある筈の「私小説」の
時代をともに語り合う一夜!

アルバム全曲演奏には(今度こそ!)フェンダー・ローズが登場、6月24日は横浜・試聴室その3に来たれ!





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